銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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インターネットアートフェア2008春

   

インターネットアートフェア2008春
という企画が進行中である。
ヤフー公式ページ:http://topic.auctions.yahoo.co.jp/antique/artmart/
展示作品一覧:http://booth.search.auctions.yahoo.co.jp/strsearch?desc=2008%A1%A1%BD%D5&sb=desc&alocale=0jp&acc=jp&seller=credo_auction
銀座の一流画廊、と自分たちで言うのは口幅ったいけれども、実際の所、そのように自他ともに認めるところの画廊16軒が力を合わせてインターネットでもいい物が買える!というキャンペーンをやっている。(たとえば相模屋美術店、永善堂、といえば泣く子も黙る?ところの画商さんです。でもそういうことってコアな美術ファンじゃないと知らないので、こうして紹介する意味があるのですね。秋華洞も、よりいっそう頑張りたい。)
これは昨年の秋にもやったものであるが、今回は参加画廊も増え、下見会を実施したことがパワーアップしたところである。
下見会の様子はこちら
しかし、今回はマスコミへの登場が少ないのは残念なところ。二回目であることも原因か。しかし、先日の下見会では日経BPの動画班に来ていただいた。「酒井栄子のトレンド見つけ隊」という番組である。2,3週間後にポッドキャストで放送される予定である。
ネットでの動画表現、というのは私たちも取り組んでいきたい課題である。やはり人がきちんと説明する、というのは、作品の情報以外に、そのお店や人の信頼性、作品の雰囲気など、言外の情報が伝わる。また、従来の動画とは異なる、ポップな試みもあってよい。
さて、六本木ヒルズの下見会は盛況であった。いらしていただいた人数はごく限られた物であったが、熱心に作品をご覧いただいた。ネット上でのビッドはまだ線が細いが、すでに棟方志功が落札されている。改善を重ねて、よい流れを作りたい。
また今回感じたのは参加画廊さんの熱意である。新しい販路を作っていきたい、という意欲を感じた。お客様と画廊の幸福な出会いにつなげていければ幸いである。

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