クレドオークションは好調
クレドオークション、の銀座秋の名品展はなかなかに好調である。先週は花田美術さんと小曽根美術さんの草間が二点、永善堂さんのウォーホールなどが落札、これだけで700万以上、二週間で1000万はいったのではないか。
ヤフオクを舞台にしたオークションとしては非常に好成績であると思う。今回は何より、各画廊さんの存在を前面に押し出したことがよかった。しっかりとしたケアをして、ヤフーオークションでもよいものが買えること、美術画廊がけして敷居が高いわけではないこと、が浸透していくといいと思う。銀座の画廊、といっても、どこがどんな店なのか、いい店舗はどこなのか、ほとんどのかたは情報がなく、口コミに頼るしかないのではないか。クレドに出している店なら安心、というイメージを作っていきたい。
今週は陶芸作品特集、非常に貴重な板谷波山作品も二点出品されている。板谷波山は陶芸の最高峰の作家であり、入手自体が非常に難しい作家である。作品の繊細さ、美しさという意味では、追随を許さない。一度ご覧になってみてはどうだろうか。購入希望の方には、下見会場も用意している。
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