銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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お金持ち、の続き

   

昨日あげた三つを目標とすることは間違っている、もしそういう目標にすると、人生はダメになる、なぜなら友達が去っていくからだ、ということでした。


「お金持ち」ブームがこの数年続いていて、ロバートキヨサキから本田健などなど、目指す「お金持ち」像が話題になり、私の通った「起業塾」でも「目標」のイメージがたびたび話題になりました。


そのデンでいくと、ジュケンの社長さんの言うことは、「えーっ」ということですね、お金持ち目標にしちゃいけないのー?


「お金持ち」は「結果」であって「目標」じゃない筈、というのはその通りです。私どものような商売は「手段」にはもちろんなりますけれども。


僕の場合は、よい職場、あるいはよい組織を作ること、あーここで働いてよかった、と思える人を増やしたい、と思っているのですが。。


ユウミリの「ゴールドラッシュ」という小説がありまして、パチンコで大変なお金持ちの息子がオヤジを日本刀で殺してしまうお話なのですけれども、これは非常に端的に「お金」と「幸福」が必ずしも関係ない、ということがわかる寓話なんですね。


「稼ぐ」ことはもちろん大事なことで、それは目標にしたって僕はいいと思うのですが、その過程で、あるいは儲けたお金で、本当は何がしたいか、ということは常々考えて実践する、それが経営者の責務であり、あるいは働く人も「幸福」をつかむ大事なことで、ジュケンの社長さんの言葉は、とにかく説得力がありました。

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