銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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作業終了、お客様

   

査定作業も終わって帰京。滋賀県のおみやげは、と探す暇をとれず京都へ。


いつも「おたべ」じゃ能がない。。。ので、「草団子」を京都駅で購入。


お店では、お客様が二人ほどご来訪、3点ほどお買いあげと聞きました。あすは報告を聞かないと。お客様にとって来るのが楽しみなお店になっているといいのですが。


「おんらいんぎゃらりい」には椿貞夫の作品をアップ。岸田劉生の門下の椿ですが、ユーモラスな、ひどく人間味を感じさせる作品。


これを持とうという方は、きっと心の「まるい」方ではないでしょうか。


そういえば、先日は前田青邨、池田 遙邨、などの作品を入荷。とくに青邨作にはスタッフ一同見入っておりました。昭和初期の前書きですが、素朴で書き込みのよい良作。お見せできる機会があるでしょうか。


ところで、今回のお仕事で、ある画商さんと、話す機会を得ました。扱う品筋にしろ、展覧会企画にしろ、その時々の出会いをどう生かすか。自分の目で見てその作家さんはどうなのか。作品はどうなのか。周りの状況をよくみながら、しかし惑わされず、自分の道を選ぶ。仕入れにしろ、売れるものにしろ、全て自分のコントロール、という訳にいかないのが画商ですが、どこか頑固なところもなければいけない。なんだか抽象的だな。チト具体的な作家名などの名前を出しにくいのでグチグチ書いてます。


 

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