銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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出会い

   

本日は、たまたまの縁で、美術界の研究員の方や、美術館関連の方に会うことが出来ました。


その中のお一人、ある美術館の経営者の方は、本当にやる気満々、これからの美術館のあり方について熱く語っておられるのが印象的でありました。


美術商である限り、ともかく利益が上がるよう頑張るのは当然ですが、やはり美術館にしても美術商にしても如何にお客さんに楽しんでもらえるか、満足してもらえるか、作品の力だけに頼らない経営といいますか、知恵を使うことが大事だと思います。


ネットで頑張ることなど、ほんの一部のことで、楽しめることを考えていきたいものです。


最近は、いろんな美術館で、あたらしい動き(講演会、音楽界、カフェその他の演出など)が出てきています。色々やると、忙しくなるし、お金もかかるのですが、限られたリソースを如何に生かすか、考えていかないといけませんね。


もっとも、私の場合、色々言う前に、まず基礎的な勉強が必要なのですけれども。もっと時間が欲しい。


ところで、姉妹店?の思文閣京都で、11月3日から数日間、「文化祭」があります。3日には「何でも鑑定団」の古書画鑑定の田中大と安河内さんの対談があるということで、こういう企画をやっていくのは大事です。私も見に行く予定。けれども、人前で御話するのは大変だろうなあ。


 

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