連続技で交換会
2016/07/09
たまたま今週は交換会に行く用事が多く、会社のパソコンの前にゆっくり座っている時間がほとんど取れませんでした。
近頃は、会社に私の妹と妻が働きに来ています。妹は引っ越したので家賃が増えて少し稼ぎたいとの旨で会社で受け入れました。あまりに肉親がウロウロすると他の人間やチトやりにくいかもしれませんけれども、うまく調和していければと願っています。
今週は、やっとあがってきた『鑑定マニュアル』の配布を再開しました。一応定価500円はつけましたが、余程のことが起きない限り、なるべく無料配布していきたいと思っています。書画の世界へのまずは気軽な案内になればなと思います。
ところで、最近、板橋区立美術館の安村敏信さんが出した『すぐわかる 画家別近世日本絵画の見かた』という本が書店に並んでいます。その本の製作意図がいい。
ようするに、いまの美術教育現場では、絵画や彫刻などの「制作」オンリーで、「鑑賞」の仕方は教えない、たまに引き合いに出しても、ピカソやジャコメッティ程度であって、雪舟の絵や運慶の彫刻を紹介することは皆無である。そこから日本美術への無関心があるのはやむを得ない。だから、自分がやる。
私も、同じ気持ちです。これほど面白い世界を、知らないまますごす日本人が多いのは、多くの関係者の怠慢ではないでしょうか。
この板橋区立美術館館長さんは、これまでもスゴク面白い企画をやってきた方で、この方がこの「すぐわかる」シリーズを執筆されたことはとてもよかった。(この出版社の回し者ではございません)
そういうわけで、みなさんも読んでみてください。
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