銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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泊まりの交換会

   

大洗海岸夕べから茨城で泊まりの交換会。昼から仕事をして夜宴会。画商さんにはいろんなひとがいる 。


(ここまで携帯から)


この日は、多くの画商さんが集まって、お泊まりの交換会でありました。


美術業界華やかなりし頃は、こうした地方のホテルでの交換会がしばしば行われていたようです。


私にとっては今回、秘かに尊敬している何人かの画商さんと近く話す機会が得られて楽しかったです。ちょっとですねえ、リアルタイムには書きにくいお話も色々聞きました。飲み会での話というのは普通そういうものですが。


おもしろかったのは「学説」についての学者との見解の相違や、画商と絵描きの関係など、なまなましいお話を伺いました。


学者と画商の関係については、今読んでいる、松本清張の本にも出ていますが、多分以前は、学者さんの地位が圧倒的に高く、画商、骨董屋は低く見られていたのではないかと思います。今でもマスコミ(とくに新聞?)で権威のある言葉としてとりあげられるのは「教授」の肩書きのある人の言葉でありましょうが(何事についても)、だんだんそういうあたりもこれからはボーダーレスになっていくのではないかとは思いますね。ただ、商売人は利害が絡みすぎる立場なので、やはり出しゃばりすぎない方がいいのでしょうけれども。


抽象的で何云ってるかわからない?ええと、すみません。

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