お客様のもとにお届け
本日は、お客様の滞在先に品物をお届けしにいった。ご夫婦で、ひとめみて気に入っていただいたようである。
この最後の瞬間には、説明は無用である。そうした意味で、父には、口上をいくら覚えても意味がないといわれる。それでも、何か聞かれたらトンチンカンなことを言うわけにも行かず、勉強は怠ってはいけない。時間が取れなくて困っているけれど。
そしてこのとき、「写真よりもやっぱりいいわね」とおっしゃっていただいた。写真のほうがよく見える場合もあるけれど、写真より実物のほうがいい、というモノはやはり、作品に力があるということだろう。そしてその方が私どもにとっても嬉しい。(私が描いたわけじゃないですが。)ですので、できればご来訪いただけると(出張もします)より作品の力が見えると思います。
よく、絵はわからない、という人がいるが、多くの場合、たいした絵を見ていないのだと思う。力のある絵は、かなり多くの人にインパクトを与える。映画を見て、分からない映画、だった場合、だめな映画、と思うだろう。絵も、書も、それでいいのだと思う。それ以外に、切手やコインのように、コレクションとしての集め方も勿論ある。それはコレクション、自分だけの連作としての面白さだろうか。
と、いうことで本日は無事一点お買い上げ。胸をなでおろし画廊に戻る。
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