銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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仕事納めの次の日

   

昨日は仕事納め。大掃除して終了、と言っても、私は雑用をこなしているウチにパートの女性が殆どかたづけてしまいましたが。。

リクルートさんに申し込む新人募集の原稿なおしの締め切りは今日。原稿はなかなかよく書けているが、さてフタを開けてどうなるか。

今日も仕事納めの次の日ながら出社して雑用をこなしていたところ、すでに半年以上前にお買いあげ頂いた小学校時代の同級生のご両親から納品要請。

新築の家がやっと落ち着いたので、正月までに飾りたいとのこと。急遽、こちらも両親とお宅へ伺う。

そのお宅も父子でお店をやられている。父子で最初のウチはぶつかってばかりいたという。たとえばインターネット。彼もウェブサイトで売っているのだが、パソコンに向かっていると、「そんなことやってる暇があったら店番に出ろ」と言われてやりにくかったらしい。

だが、「HPを見てきました」という人が現れるにつれ、いわれなくなったらしい。

事情はウチも同じ。昨日ひょっこり尋ねていらした方は、もう70を超えていたが、手にウチのサイト(http://aojc.co.jp)のプリントアウトを持っておられる。ご自分で検索したとのこと。

ネットの裾野は確実に広がっている。

二代目への批判は政界などに多いが、父子で仕事の技術を受け継ぐことは、なかなかこれはいいことではないかとも思う。家族経営の悪いところさえ、うまく排除できればの話でもありますが。

美術業界は、殆どが家族経営。それは「経営」ということにとって、良いことなのか、悪いことなのか。多分それは理想によって変わるだろうが。

私は、フェアでオープンな会社がやりたいとは思っております。

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