銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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カタログ送付と納品

   

カタログをDMで送る先、ある程度は既存のデータで送れるが、なかなか宛先のわからない人も多い。調べ方じたいのノウハウも必要でありましょう。業者さんは必ずしも当てにならない。大分発送予定が遅れてしまったが、じっくりやりましょう。

夜ご注文の品を納品。ご希望に添えないものもあったので、代わりのものを持参。幸い気に入って頂いて、奥様へのクリスマスプレゼント、ということでご購入頂く。ちなみに掛け軸ニ幅。

思うこと二つ。

掛け軸はこれからの住宅事情では売れない、という議論もありますが、あまり頓着無く買う方もおられます。いいものを飾ってみたい、という気持ちがあると、其れぞれのお宅で、いい知恵が浮かんでくるようにも思うのですが、どうでしょうか。

自分の提供しているものは、やっぱり「宝物」だと思います。日常空間にポンと置くと、ハッと際立つものがある。今日のお客様も近くの社員さんにちょっと自慢していらっしゃいました。普段、こういうものばかり扱っていると、自分たちの扱っているものの「価値」を見失いそうになります。「当たり前化」してしまって。けれどもある意味永久不変の凄いものを提供しているのだ、という自覚を持つべきだと思ったりしますね。

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