銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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ご注文ありがとうございます

   

今日は、秋華洞カタログ二番目のご注文・・・ちょっと感動しました。突然のお電話にやや動転。

午前中に一件、ご来訪の女性の掛け軸を査定。メルマガを読んでいただいているとのこと。メルマガ読者の方は何かはじめから親しい感じになるのはやっぱりすごい。地道な活動は大事だと感じます。AOJCサイトの私たち親子の写真が「信用できそう」だとのこと。・・・まあ、あまりいい気にならずに頑張ることである。

その後都内某所にご訪問して査定。某有名作家のデッサンあり。東京美術倶楽部の鑑定へ出すという話になり、お預かり。大丈夫だと思うのだが、この作家も贋作の多い人なので、楽観しないことである。

午後はカタログで、未発送の分の発送準備。秋号が冬に配布になってしまったが、どうかお許し下さい。。。武蔵高校の先輩の分が若干と、DM。ランダムのDMは0.3%の反応とか0.03%とか言われるが、果たして今回は如何に。。。

夜は何でも鑑定団。例によって若冲の贋物。これくらいは僕でもわかる。査定額が大ちゃん(田中大)と一致。若冲の贋物、今年は何幅見ただろうか。・・・それにしても若冲のあの絵はヤクチュウの絵としか思えない。ノーミソがはちきれそうな明晰さと偏執狂的な過剰さ。そーいえば、村上隆氏と通ずるところがありますね。本人がそう意識しているらしいように。

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