銀座の画廊<秋華洞>社長ブログ

美術を通じて日本を元気にしたい! 銀座の美術商・田中千秋から発信—-美術・芸術全般から世の中のあれこれまで。「秋華洞・丁稚ログ」改題。

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買い出し屋さん

   

昨日は千葉へお引っ越し前の絵画類の買い出し。丸一日かかって疲れました。。。今日はその整理を会長がはじめたところ。「おんらいんぎゃらりい」に出せるものは今回はなさそうですが。

今日は午前中、下町の工場に屏風を拝見。私は体調が悪くなって寝ていたが、会長が査定。値段がつく内容ではなかったが、表具屋さんがものすごい値段で売れると吹聴していたことがあったよし。ヨイショするのが彼らの仕事、なのだろうが、あまりに無責任な値段を言うのはどうかと思いますね。値段が一万倍以上違う!

私は、実は「閃光暗転」という偏頭痛の一種が持病。「体調が悪くなった」とはそのこと。睡眠が不規則になるなど、なんらかの体調の変化に反応して、頭痛、視野の乱れ、吐き気が起きてしまいます。高校生ぐらいからはじまった。女の人に多いらしい。この間、とある画商で働く女性が同じビョーキモチであることを知る。仲間がいた!あーでもこの症状ツライ。薬も差して効かない。なんとかならないかな。。。芥川竜之介はこの病気をテーマに小説を書いている。確か「歯車」だったかな。昔、私は、この病気をネタに映画を作ろうとしたこともあります。

「買い出しやさん」ばかりやっていても、今ひとつであります。ウチの得意な商品筋(掛け軸)を好きな人をもっと探すか、あるいは品筋を変化させていくか。自分たちがいいと思うものを筋にしてやることは大事だとは思いますが。

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