鳥居清長の作品
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江戸中・後期の浮世絵師。江戸本材木町、白子屋市兵衛の子。役者絵の名門、鳥居家三代目の初代清満に師事し、師の没後は四代目を襲名する。明和4(1767)年頃から鳥居派伝統の筆法を用いた細版紅摺絵の役者絵を多く描き、安永4(1775)年頃からは美人風俗画や黄表紙などの挿絵を描き出した。鳥居派は元来役者絵で有名の流派であったが、清長は天明2(1782)年から同4年に制作された「当世遊里美人合」「風俗東之錦」「美南見十二候」は、清長の三大揃い物で、健康的で生命力あふれる美人画として絶大な人気を博した。特に堂々たる八頭身の美人画で、今日世界的に高く評価されている。また春画で「袖の巻」は絶妙な構図、トリミングで春画史上に残る名品として名高い。