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ラグーザ玉

らぐーざたま
1861(文久元) - 1939(昭和14)
ラグーザ玉
本名清原多代。小学校入学の頃から横浜絵を描いていた画家小林栄洲に学び、永寿の号を受ける。1877年、イタリアから招かれていたヴィンチェンツォ・ラグーザに西洋の絵画技法を学び始め、1882年、彼の帰国とともにイタリアに渡る。パレルモ大学美術専攻科に入学し、サルバドーレ・ロ・フォルテに師事する。その後、ラグーザが教授を務める美術工芸学校の女子部の絵画指導をおこない、1887年にはエレオノーラと改名。ラグーザの没後もパレルモにとどまったが、1933年に帰国、東京の芝にアトリエを構える。

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