キーワード検索

懐月堂安度の作品
高価買取いたします

懐月堂安度

かいげつどうあんど
不詳 - 不詳

江戸生まれの絵師。姓は岡沢氏、俗称は源七。宝永(1704~11)から正徳(1711~16)のころに懐月堂工房を組織し肉筆の美人画を量産する。安度自身は肉筆のみを手がけたが、版画がいまだ完全には独自性を確立していない当時、安度の創始した図様は門弟たちのつくる版画の手本ともなった。1714年、豪商の栂屋善六に接近したことにより、「絵島事件」に連座して伊豆大島に流罪となる。1716年以降に許され江戸に戻る。そして懐月堂派は、この時点で解体することになる。絵屋懐月堂を主催。門弟に安知・度繁・度辰など。また宮川長春・奥村政信等にも影響を与える。肥痩の激しい描線による様式化された姿態と大胆な衣裳模様を特色とする美人画風は他派の絵師にも大きな影響を与えた。

 

懐月堂安度のお問い合わせ/ご相談

特集

chevron_left
chevron_right

浮世絵師・版画家の取扱作家



買取サービス