石川雲蝶の作品
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江戸の雑司が谷に生まれの彫刻家。本名は安兵衛。幼き頃より仏壇などの彫刻技術を学び、20歳半ばで江戸彫石川流の技術を習得。その才能はずば抜け、幕府御用勤めの彫工となり江戸中に名を馳せていた。その後、三条の酒井家に婿入りし、本成寺の彫刻を始め新潟県内の魚沼市や長岡市などに様々な作品を残す。越後の金物商、内山又蔵が雲蝶を訪ねる。そして、30歳代の時に新潟の三条に訪れる。内山又蔵が檀徒総代を務める本成寺や貴渡神社等の彫刻も手がける。1852年、西福寺に招かれ、牡丹に孔雀(襖絵)、三保の松原(書院障子)、等制作。1858年、開山堂における仕事を全て終えた。1883年、他界。享年69歳。