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飯塚琅拑斎の作品
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飯塚琅玕斎

いいづかろうかんさい
1890(明治23) - 1958(昭和33)
飯塚琅玕斎

栃木市に生れの竹工芸家。本名弥之助。家は代々竹芸家で、琅玕斎は12歳の時に竹工を志し、父飯塚鳳翁に竹芸を学んだ。13歳の折上京。大正11年平和記念東京博覧会で銀賞受賞し、宮内庁買い上げとなる。大正15年、パリ万国博覧会で銅賞を受賞。帝展で特選2回をうけ、文展では審査員、あるいは招待出品者として作品を出品。昭和6年から昭和18年まで東京府立工芸展覧会審査員をつとめる。昭和8年、シカゴ万国博覧会に「花籃」出品。昭和14年、竹工芸からは初となる文部省美術展覧会審査員就任。昭和20年の第1回日展からは出品を続け、昭和28年からは参事としての出品した。昭和33年新日展の発足と共に日展を脱退、日本工芸会理事となる。昭和33年、他界。享年68歳。作品は一貫して格調の正しい、伝統的な竹芸を継承したし、後世の竹工芸の発展に多大なる影響を及ぼした。また漆芸家の松田権六、陶芸家の板谷波山や建築家のブルーノ・タウト等らの文人墨客との交遊関係は広く、書、絵画、俳句などにも長じた。

 

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