アントニ・タピエスの作品
高価買取いたします
スペイン、バルセロナに生まれる。バルセロナ大学で法律を学ぶが絵画に専念するため中退。1950年、奨学金を得て赴いたパリで新たな芸術運動「アンフォルメル」と出会い、多大な感銘を受ける。以降は「物質としての絵画」を目指し、ワラや砂、大理石の粉などを混ぜた絵具をキャンバスに厚く塗りこめ、記号や文字を描き込んだり、椅子などの物体を貼りつけた独自の作品を制作する。岡倉天心の『茶の本』を座右の書とし、禅や書など日本文化への造詣も深い。1975年には詩人の瀧口修造と共作し詩画集『物質のまなざし』を刊行した。