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趙之謙

ちょうしけん
1829(清・道光9) - 1884(清・光緒10)
趙之謙
清朝後期の書画家。字は撝叔、号は悲盦など。浙江省会稽の人。はじめ顔真卿を学んだが、三十代後半辺りから包世臣が提唱した「逆入平出」の筆法を実践し、北魏造像記風の楷書をはじめ、各書体に優れた作品を多く遺した。篆刻にも優れ、多くの金石資料を応用した印や、自ら学び得た篆書を用いて製作した印に名品が多く、現在でも手本とされている。また徐渭などに倣った花卉画にも優れた。

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