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長谷川等伯
はせがわとうはく
絵師など(江戸まで)
1539(天文8) - 1610(慶長15)
能登生まれ、絵師。
七尾城主畠山家の家臣の家に生まれるも染色を生業とする長谷川家の養子となるとされる。はじめは信春と号して仏画を制作していたが、上洛して等伯と号し、一派をなして権力者からの庇護も受けながら大寺院の障壁画などを数多く手がけた。千利休や堺の数寄者等と交流があり、牧谿をはじめとする宋元の名画に学んだ。仏画や肖像画、金碧および水墨の障屛画などがよく知られる。