白山松哉の作品
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明治・大正時代に活躍した江戸生まれの漆芸家。本姓は細野、名は福松。江戸の金属師の能登屋伊三郎(鳳龍斎義一)に象嵌・飾職を学ぶ。また蒔絵は小林万次郎(好山)に、彫漆・螺鈿は蒲生盛和に学ぶ。1880年、起立工商会社に勤務し、そこで「松哉」と号す。翌年の第2回内国勧業博覧会に出品、褒状受賞。1890年、パリ万国博覧会に出品し名誉大賞受賞。1892年、東京美術学校教授に就任する。1900年、パリ万国博覧会で名誉賞を受賞。1903年、第5回内国勧業博覧会で二等賞牌を受賞する。1906年、漆芸家・蒔絵師としては柴田是真、川之辺一朝、池田泰真に次いで四人目として帝室技芸員に任命される。1923年、逝去。享年、71歳。