エドワード・ホッパー

米国生まれ。20世紀前半のアメリカ具象絵画を代表する画家。1899年、コレスポンデンス・スクール・オブ・イラストレイティングでイラストレーションを学ぶ。1900年から7年間ニューヨーク美術学校に学ぶ。同校の教師である写実派の画家ロバート・ヘンリーの影響を受けた。卒業後は広告用イラストを描きながら生計を立てる。1906年から1910年の間、3度訪欧。パリでモネやセザンヌら印象派に強い感銘を受ける。1913年ニューヨークの打大規模な展覧会「アーモリー・ショー」に参加。1920年ホイットニースタジオクラブ(後のホイットニー美術館)で初個展。1923年水彩画を制作し、それ以来約10年間水彩画家として活躍する。同年ブルックリン美術館の展示会に出品。1924年ジョー・ノヴィソンと結婚する。1925年制作「線路脇の家」は、開館まもないニューヨーク近代美術館の初の油彩画コレクションとなる。その後、個展多数開催。1967年ニューヨーク州の自宅にて他界。享年84歳。