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鈴木春信

すずきはるのぶ
1725?(享保10?) - 1770(明和7)
鈴木春信

江戸時代中期の浮世絵師。江戸神田白壁町(現在のJR神田駅周辺)に住む。 姓は穂積、通称は次郎兵衛または次兵衛。号は長栄軒、思古人。伝記には未詳な点が多く、特に制作を始める30代以前の動向は謎包まれている。 西村重長、あるいは西川祐信の門人と伝えられるが明らかではない。春信の描く世界はユニセックスな魅力に満ちている。ドラマティックな演出や華奢な体つきの春信美人は、明和(1764~1772)の浮世絵会一大旋風を巻き起こした。明和2(1765)年、江戸の好事家の間で流行した絵暦交換会の流行を機に流行絵師となった。木版多色摺の紅摺絵(べにずりえ)を浮世絵の版元が活用するところとなり、隅々まで色彩を配置した錦絵が生まれた。吉原の遊里風俗、男女の清純な恋愛、親兄弟の和やかな情愛などの日常生活の場景を捉えている。錦絵の創始、見立絵の制作、好事家との交流など、短い作画期間にも関わらず、後の浮世絵会に影響を与える幅広い活動を行った。春信は好んで「源氏物語」や「伊勢物語」、謡曲、歌仙絵などの古典に取材した見立絵を描いた。それらは鑑賞する側にも古典の知識を要求するもので、春信を支える好事家たちの素養の深さを物語っている。

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