画賛ものの買取

画賛の買取は
絵画骨董買取プロ
運営会社秋華洞
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    80年の実績
  • 美術品・骨董
    全ジャンル
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    専門家査定

弊社では画賛の買取・査定を行っています。
画賛は日本画の基本的な形式ですが、保存状態や、作家によっては高額で取引されることがあります。

画賛ものの売却をご検討の際はぜひご相談ください。
他の日本画、掛け軸、また油絵など他の美術品とご一緒でも歓迎いたします。
幅広い美術品を一度に査定できるのはわたしたちの強みです。

参考リンク:絵画の買取日本画の買取掛け軸の買取

 

画賛とは

日本において画賛とは、絵画の余白に書かれた書のことです。その内容は、ともに描かれた絵に関連するもので、漢詩や和歌、俳句などがあります。画賛は鎌倉・室町時代の水墨画によくみられます。

ここでいう「画賛もの」とはそうした「画賛」と「画」を含めて「画賛もの」と呼んでいます。

画賛のはじまり、画賛の内容

画賛は、中国生まれの芸術です。唐時代にはすでに存在していて、宋時代に形式が整えられていきました。
画賛の内容は、もともと「画に対する賛辞」でした。しかし、後に漢詩文や俳句、短歌を書いたりするようになりました。

 

積極的に買取している『画賛もの』作家

仙厓、白隠、若冲、清巌、加藤千蔭、趙之謙、沢庵宗彭、藤村庸軒、良寛、詹仲和、近衛信尹、田中一村など、画賛を基本とする画家はかなり多数おります。

仙厓義梵

仙厓
仙厓義梵作品

仙厓(1750-1837)  仙厓義梵は、江戸時代後期に九州で活躍した禅僧でした。日本最古の禅寺といわれる聖福寺の住職で古月派を代表する名僧だった仙厓は、隠棲した後、禅の普及のための数多くの書画を制作します。軽快でユーモアたっぷりに描かれた絵につい目が奪われますが、それに合わせた賛(書)にも注目してみましょう。当時の流行歌や話言葉も取り入れたものもありますが、その言葉の奥には社会風刺や謎掛けが隠されているのです。

なんだかとぼけた絵だねえ。なんで人気があったんだい?
そりゃあ、やっぱりユーモアたっぷりで、お坊さんとしちゃ飛び抜けて絵がうまいし、描いてもらった人はみんな幸せになったみたいですぜ。
へえ、そんなもんかねえ。とぼけた絵ってのは昔から人気なんだね。
「海賊とよばれた男」で知られる出光の出光佐三さんは仙厓が大好きで、大コレクションがあります。出光美術館はそのコレクションでも知られているんですよ。
田中
へえー、そんな偉い人が集めてるんだね、見直したよ。
やっぱりねえ、仙厓の絵には心ってもんがありますよね。で、気持ちも字でちゃんと書いてあるから、わかりやすいですよね。
絵があって、字があるから、たしかにわかりやすいわね。
ですよね。『画賛もの』というジャンルといえば、やっぱり仙厓ですね。
奈良岡

白隠慧鶴

白隠禅師「達磨図」

白隠禅師『達磨画賛』

白隠は、迫力ある厳しい作品とユーモアたっぷりの作品があり、様々な形で私達を魅了します。文字と絵を組み合わせた「画賛もの」形式は禅僧の教えを一般に伝えるのにピッタリのようで、江戸期にやや停滞していた臨済宗の教えをあらためて広く普及する大事な役割を白隠は果たしました。

金子
白隠は今も大変人気の禅僧で、迫力とユーモアが拮抗して現代人にも強い影響を与えています。その殆どの作品は「画賛もの」です。弊社のお客様にもファンが多く、是非分けていただきたいお品物です。

中西夏之

中西夏之GZ 5X93-D

高松次郎、赤瀬川源平とともに前衛芸術グループ『ハイレッド・センター』を結成、1964年、東京オリンピック開催に沸く銀座の並木通りで、「首都圏清掃整理促進運動」と題して白衣にマスク姿で、路面やマンホールの蓋をぞうきんで丁寧に掃除をするパフォーマンスを行った。絵画という概念全体に根源的なアプローチで思索を行い、空間の緊張を表現してきた。

白や黄緑、紫を中心とする特徴的な色を組み合わせた絵画を多く制作している。

中西夏之(なかにし なつゆき, 1935-2016)は、日本の現代美術家であり、具体美術協会のメンバーとして知られています。彼は絵画、彫刻、インスタレーションなど多岐にわたる作品を制作し、その革新的な表現で国内外で高い評価を受けました。代表作には、「空中浮遊」や「 white balance」があります。

評価できる作家

買取りできる作家は多岐にわたりますが、代表的な作家は次の通りです。

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