- 3代続く
80年の実績 - 美術品・骨董
全ジャンル - 安心安全の
専門家査定
絵画骨董買取プロでは、脇差を積極的に買取しています。
脇差(わきざし)は、日本刀の一種で、刀身の長さが30cmから60cm程度の短めの刀です。武士が常に身につける刀(打刀)に対して、補助的な役割を果たす武器として使用されました。江戸時代には、刀と脇差をセットで差す「大小」(だいしょう)というスタイルが武士の標準的な装いとなり、彼らの階級や身分を示す象徴でもありました。脇差は、主に近接戦や狭い場所での戦闘に適しており、屋内での護身や切腹の際にも用いられました。また、比較的短い刃のため、日常生活においても使いやすい特徴を持っています。刀と同様に、装飾が施された豪華なものや、シンプルなものまで多様なデザインが存在します。現代においても、脇差は美術品として価値が高く、日本刀の歴史や文化を伝える重要な存在です。そのコンパクトなサイズと実用性、美しい装飾が、日本の武士文化を象徴する一端を担っています。
査定・鑑定について
刀剣の真贋の鑑定は、まず銘を確認します。柄(つか)に納まる部分(なかご・茎)に刻んである銘をまず見て、その名称と「登録証」の名称が一致するかを確認します。次にその銘に相当する物であるかを判定します。その名に相当するものでないと判断されれれば価値は低くなります。ただし銘がどうあれ、品物の良さが本来はもっとも大事な要素でしょう。
あとは拵えの部分や装具のグレード等で価格が決まって参ります。
銃砲刀剣類登録証・鑑定証について
銃砲刀剣類登録証は1951年(昭和26年)から発行が開始され、種別、長さ、反り、銘文といったデータを記載しています。ご売却の際は必ずこちらをお持ち下さい。もし見つからない場合は再取得する必要があります。
銃砲刀剣類登録証とは別に「鑑定証」がついている場合があります。「日本美術刀剣保存協会」が発行している鑑定証明は、意味のある鑑定ですので、添付されている場合は必ずお持ち下さい。ただし、「鑑定証」がないから価値がないとか、必ず登録が必要と言うことではありませんので、ついていない場合でもまずはご相談下さい。また、他の団体が発行したものなど、必ずしも証明として信用のないものもありますのでご注意下さい。