棟方志功「二菩薩釈迦十大弟子」揃いの評価・買取相場

棟方志功「二菩薩釈迦十大弟子」の評価・買取価格相場

二菩薩釈迦十大弟子（一部）

二菩薩釈迦十大弟子は棟方志功の代表作です。
その評価は摺り時期（バージョンが2つあります）、落款の存在、共箱の有無、状態などの諸条件によって変わりますが、
おおむね4000万から1億ほどになります。

この他、観音様の全身像に彩色した作品や、釈迦十大弟子シリーズも大変評価が高いです。こちらのシリーズは日本神話やインドを旅行した際の寺院壁画などの影響を受けたとされています。

十大弟子とは釈迦の弟子の中で優れた10名のこと。
「目鍵連」、「舎利弗」、「優婆離」、「須菩提」、「阿難陀」、「羅睺羅」、「魔訶迦葉」、「阿那律」、「富楼那」、「迦旃延」を指し、その両端に「普賢延命菩薩」と「文殊止利菩薩」が配されています。

1956年ヴェネツィア･ヴィエンナーレで絶賛され、日本人初のグランプリを受賞した記念すべき作品です。12作品全て揃っていて、かつ擦りの良いものとなれば、現在なら1億超えの評価も過言ではないでしょう。

棟方志功の買取

査定相場は常に変動します。また、作品の状態によって評価は大きく異なりますので、お手元の作品の評価が気になる際は、ぜひ私どもにご連絡下さい。

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棟方志功とは

明治36年、青森県生まれ。
最初は油彩画に取り組みますが、やがて木版画制作に今日みをを持ちます。柳宗悦、河井寛次郎らの民芸運動との出逢いなどから、作風に深みが増し、やがて土着的で美しい独自の版画技法が広く知られることに也、昭和３０年、サンパウロ・ビエンナーレで最高賞を受賞。翌年ヴェネチィア・ビエンネーレで国際版画大賞受賞します。文化勲章受賞。版画のジャンルで唯一無二と言っていい偉大な作家となり、現在も人気が衰えません。昭和50年、没。